インタビューシリーズ『仕事人が語る』第四弾 ハワイでワークライフバランスを実現、アレハンドロさん

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アフターコロナによって改めて考えさせられている働き方。
定められた勤務地に捕らわれず自分のお気に入りの場所で働くことも、一つの新様式になりつつあります。

そんな大変動とも言える時代の中、故郷ベネズエラから遠く9,654km離れたハワイでワークライフバランスを実現させている、アレハンドロ・ラファエル・ナヴァ・オルトゥノさんがPHYTOGRAMのインタビューにお答えくださいました。

 

デンマーク、ロンドン、スペイン、アメリカ。
様々な国での生活を経てたどり着いたハワイで働く仕事人<しごとびと>の想いを、ご堪能ください。

Q(PHYTOGRAMインタビュアー):まずはあなたの本名を教えてください。
A(アレハンドロさん):アレハンドロ・ラファエル・ナヴァ・オルトゥノ。
ベネズエラ出身です。(ベネズエラは)南アメリカにあり、カリビアン、 海の目の前です。 ハワイととても似ています。
もっとカラフルで海の生活です。

Q:ハワイに来たきっかけを教えてください
A:ハワイに来る事は計画していたわけではなく、いちサーファーとしてハワイは世界一の場所だったのでサーフィンのために軽い気持ちで来ました。
最初はマイアミで父のビジネスを手伝っていてその後にニューヨークに行きました。2012年頃、そのニューヨークでTRX(※)やサーフィンをしていました。その時の仲間がハワイに引っ越したのでぜひ訪ねてこないかと誘われ、サーフィンのためとバケーションを兼ねてハワイに。
その後何度か冬の時期にサーフィンのためにハワイに来るようになりました。そのうちにハワイに強いつながりを感じて、自分の人生はハワイにあるんじゃないかと思い、ニューヨークにこのままいるよりもハワイに行きたいと思うようになりました。
※TRX・・・TRX=サスペンショントレーニング。現在は全世界60ヵ国以上のジムで利用されている。詳しくはインタビュー内で後述

Q:ヨーロッパでも生活を送っていたとの事ですが、どのような国ですか。また、ハワイの魅力は何だったのでしょうか。
A:デンマーク、ロンドン、スペイン。どの場所も大好きだったし、すばらしい所だけど、ここまで深いつながりを感じたことはありませんでした。ハワイで初めて、自分はホームにいると感じられました。

Q:あなたの故郷のベネズエラよりもですか?
A:そう、どこよりも。
もちろんカリビアンは生まれ育った場所としていつでも僕の故郷です。でもハワイには、他では感じられない、かけがえのない何かを感じます。

Q:ハワイに引っ越してきてあなた自身何が変わったと思いますか?
A:海との強いつながりを感じるようになって、何も寂しいとか恋しいと思わなくなりました。
今まではどこにいても家や友達が恋しいなぁと思っていたけれど、ハワイに来てからはそれが一切なくなった。
人生はみんなそれぞれのパートがあると思えるようになって、ここでの生活に集中できました。どこかに戻る必要を感じなくなりましたね。

Q:ではあなたのハワイでの日常について教えてください。
A:色んな日がありますが、一番フルに動く日はだいたい朝5時に起きて、用意して食事して、出来るだけ早くサーフィンに行きます。それからTRXのクライアントとトレーニングを。それからサーフショップでの仕事をラストまでして、帰ってゆっくりして寝ます。とにかくサーフィンかTRXは朝のスタートにするようにしています。

---サーフショップの店員として勤務するかたわら、ニューヨークで行っていたTRXのトレーナーとしてハワイでもご活躍されているアレハンドロさん。TRXについてお聞きしていきます。

Q:TRXについて教えてください。
A:TRXは新しく聞こえるかもしれないけど、15年くらい前からあるトレーニング方法です。
Training Resistance extreme の略で、基本的にはサスペンションと呼ばれる専用のロープを使うもので、海軍のトレーニングから始まったものです。船の中でジムのようなスペースはないので、狭い空間でも重さも加えたりしながらトレーニングできるように生まれたのがきっかけ。タンクやボートにサスペンションをつけてトレーニングできます。
僕は最初からこのトレーニング法に魅了されました。身体の重量や重りを上げるものではなく、TRXはもっとボディーバランスを重視するもの。筋肉を重くしてしまうと僕の場合はサーフィンには良くないから、TRXは体のコア、体幹を強くする。これがとても大切なことです。
そしてこのコアを強くすることは日常生活やすべてのスポーツに応用できることです。他のスポーツと混ぜたりしてもより良い効果を得ることができると考えています。

Q:あなたのTRXの生徒はみんなスポーツをしている人なのですか?
A:これは誰にでもできるトレーニングです。僕の生徒にはアスリートもいるけれど、基本的にこのトレーニングは、 筋肉がない人もスポーツを全くしていない人にでも始められるエクササイズで、そのような入り口を目指しています。彼らのゴールは外側の美ではなくて内側からの強さ。
彼らのやっている他のスポーツのためでもいい。サーフィン、サッカー、バスケ、ゴルフが好きだからそれをもっと上手になりたいからとか。そのために合わせてトレーニングできます。
TRXはどこでもできるもの。ジムに行くとプライバシーを感じられなかったり、屋外で気持ちよくエクササイズしたい人もいますよね。

 

Q:特にハワイにいるなら、外でのトレーニングが気持ち良さそうですね。
A:まさにそう。だから特に僕はそれをみんなに見せようとしています。
ハワイのこんな素晴らしい環境があるのになぜ室内のジムに毎月高い月謝を払うの?TRXならどこでもできるよ、と。
外の木にサスペンションをつなげたり、好きなところに留めた車につけたりすればどこでもできます。

---海が見える場所など青空の下でのトレーニング姿を公開されているアレハンドロさん。屋外でのトレーニングやサーフィンによって磨きあげられたバランスのとれた身体は非常に健康的で人目を惹きます。続いてスキンケアについてもお伺いしました。

Q:では屋外のトレーニングを行うにあたってスキンケアについて聞きたいと思います。このPHYTOGRAMの商品は特に男性、外でのスポーツをする人のために作られていますが、スキンケアについてはどのようにしていますか?
A:外にいると肌はどうしても乾燥してしまうから、肌に栄養を与えたり保湿するために必要だと思います。太陽や海水からも守らないといけないし。特に顔は服で覆われていない部分だからケアしないといけないと思う。

Q:男性がスキンケアを行うことについてはどう思いますか?
A:100%オッケーだと思うし、それができたら完璧だと思います。体の健康を思うのと同じように肌も健康考えるのは当然だと思う。美容というより健康の面から僕は特に必要だと感じています。内側からケアができるなら、外側からもぜひやるべきですね。

Q:あなたが内側からの強さをトレーニングしてくれて、さらにこのPHYTOGRAMで外側からも正しくケアできたら完璧なコラボレーションですね!
A:そうだよ!僕のケアをPHYTOGRAMで頼むよ!この(すごいカーリーヘアの)髪の毛もね笑

 

Q:日本製の商品や日本の成分はハワイで人気だと思いますか?
A:ハワイに来て最初の頃よりももっと、日本の人に出会うようになってから、ハワイにいながら日本の文化や倫理にも触れるようになったし、自然をとても大切にすること、物事を正しく行う文化をすごく学んでいます。これは素晴らしいことだと思っています。日本人は自分自身を正しくケアするための商品やブランドを作るのが得意だと思いますね。

Q:ハワイの人に人気なスキンケア商品はありますか?
A:世界中のものが集まるからたくさんものがありすぎて選ぶのが大変です。でも海に優しいエコな日焼け止めとかはいいですよね。

Q:最後に、あなたがこのハワイで1番好きな場所は?
A:海の中です。
ハワイの海はとてもパワフル。僕たちは日頃もっと自分たちが使っている商品についても考えるべきです。
なぜならすべてのゴミは海に行くから。地球にあるもの、僕たちが生きていて使うものはすべて海に行く。こんなきれいな海の場所に住んでいるんだから絶対に日ごろから気をつけないといけません。

---ハワイの海に魅了され、仕事と生活の「相乗効果」を高めていたアレハンドロさん。
内側・外側の両側面から身体をケアが必要と説くアレハンドロさんを、PHYTOGRAMはこれからも応援していきます。

そしてアレハンドロさんもお勧めしていたエコな日焼け止めが、ついにPHYTOGRAMから発売となりました。
遠いハワイにつながる海を汚さないための心遣いを、日本から始めたいと思います。


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(このインタビューは2019年末に行ったものです)